トレード本

BEST LOSER WINS(ベストルーザーウィンズ)の参考になった箇所まとめ その2

トムの公開しているトレードのリアルタイム配信を見てみるとわかりますが、彼のチャート画面は驚くほどシンプルです。

見ているのは日中足のバーしかなく、各種インディケーターなどをほぼ見ていないことがわかります。

「無駄に複雑にしてしまう」

というのは、学ぶのが好きな学者タイプの人間ほど陥る罠なので、シンプルさを忘れないようにしたいですね。

私のトレーダーとしての仕事は、低リスクのトレードセットアップを見つけることにある。私のトレード手法は、価格以外は一切重視していない。すべての指標は、多かれ少なかれ、価格に基づいている。つまり、指標は眼の前の現実をゆがめているのだ。

リスク・リワードと心

私は、リスク・リワードの概念は、リスクもリスクと心の関係も理解していない学者が考えたものだと思っている。その学者は、自分が痛みを避けて心の平穏を保つ手法を考案したのだろう。

ここは少し言い方が強くなっていますが、続きの部分が大事で、要はリスク・リワードという言葉を盾に「早くポジションを手仕舞って心の均衡を取り戻そうとしてはいないか?」と問うているのだと理解しました。

少し難しい部分ですね。原著を読むとまた受ける印象が違うのかもしれません。

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