マインドセット

「トレード教えてよ」を考察する その2

粘って、試行錯誤して、ある程度長い期間を経て、結果を手にすることになります。

ここで大事なのは、

「広告や謳い文句によって期待値を大幅に上げられている」

ことに気づくことです。

人は、これくらいはカンタンに手に入るだろうと思ってしまうと、たいして努力しようという気がなくなったり、腰を据えて学ぶ意欲が弱くなります。

「1日30分で月100万」と書かれていたとしても、95%の人は1日30分やったところで1円にもならないことがほとんどです。

アフィリエイトやトレードを始める多くの人が続かないのは、こういった、時間と努力が不要でなおかつ楽にお金が手に入る、といったように期待値をMAXまで上げられているため、本格的に取り組もうという気にそもそもなりにくいからです。

一言で言うと、舐めて参入してくるというわけです。

もちろん、その一部の舐めて参入してきた人も現実を見て、これではいけないと本格的に取り組むように姿勢を変えることはあるでしょう。

ただやはり、大多数は「なーんだ、やっぱりうまい話なんてないんだ」と言って辞めていくのです。

このひとつの大きな原因は、広告と謳い文句なのでしょう。

そしてその広告と謳い文句を薄っすら見たことのある人たちの頭から生まれた言葉が、

「トレード教えてよ」「アフィリエイト教えてよ」

なのだと思います。

まとめ

最初にも書きましたが、僕は上記のようなことを言われたからと言って、怒ったり悲しんだりしたことはありません。

むしろ、カンタンで手軽なイメージがあって、個人でもできそうだなと思ったから自分も始めたわけなので。

ただ、問題は冗談やコミュニケーションの一環で「教えてよ」と言っているのではなく、本気でやろうとしている場合です。

その場合、舐めた姿勢で入ってくると、一部の才能がある人を除いて単純に時間と労力を無駄遣いするだけになるでしょう。

というわけで、広告などによって自分の期待値を上げられていないかをチェックすると良いんじゃないかな、というお話でした。

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