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「トレード教えてよ」を考察する その1

自分がトレーダーであることを明かすと、↑のようなことは結構言われたりします。

これはアフィリエイトでも同じで、「えー今度教えてくださいよ」的なことは笑いながら言われることが多いです。

もちろん、99%がその場の会話の流れから来る冗談で、本気で言ってくる人がほぼいないのはわかっています。

言ってくる人たちにも何の悪気もなく、むしろ共通点を探したり何をしているのかよくわからない職業の人への、気を遣ったコミュニケーションであるのはさすがに僕でも分かります。

これから書くことは、怒っているとか悲しんでいるとかではないのですが、少し興味深いなと思ったことです。

無意識に、カンタンだと思われている

当たり前ですが、たとえば職業が医者や弁護士の人に「ちょっとやり方教えてくださいよ」と言ってくる人は、冗談だったとしてもほぼいないと思います。

なのになぜ、トレードやアフィリエイトには悪気なく上記のようなことが言われるのでしょうか。

答えはおそらくシンプルで、多くの人の頭の中に「ラクして儲かること」というイメージがあるからだと思います。

アフィリエイトは、一昔前に「主婦が30分で月に100万!」とか、ほぼ達成不可能な謳い文句で集客していたセミナーや塾みたいなものが乱立していました。

トレード・投資も書店に行くと「5万円を◯億に!」とかの本や、ネットの広告でも片手間の投資で儲かるといったものは多いです。FXとかはそれが顕著ですね。

そういったイメージがあるから、ふと「教えてよ」的な言葉が出てくるのだと思います。

広告の功罪

もちろん、人間誰しも楽に流れやすい生き物。

そういった謳い文句に惹かれること自体は極めて自然だと思います。

そして、上記のような「30分で100万」とか「10倍株」みたいなものに惹かれて入ってきた人は、現実を見てほとんどやめていき、残ったごく一部が

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