別物です。
2023年に935点をとったときは、実は1ヶ月ほど思いっきりTOEICの対策だけしていました。
ずっと800点台前半でくすぶっていたのが嫌で、今度はもっといい点数をとろうと息巻いていたからです。
で、結果的に思いっきり対策した効果はあって、はじめて900点の大台に乗せることができました。
ただ、当時と今(865点)だと70点くらいの差があるわけですけども、この2年間は基本的に「英語のための勉強」はほとんどしなくなりました。
第二言語習得理論という、ネイティブ以外の人がどうやって効率よく他の言語を習得するかを研究した分野があるのですが、その本に、
なるべく早く、英語を学ぶのを卒業し、英語「で」学ぶフェーズに入るべき
というニュアンスの言葉がありました。
この言葉通り、それまでは英語の参考書・問題週を使っての勉強がほぼ100%だったところを、徐々にシフトしていき、今は英語自体を学ぶことはほぼやっていません。
僕が英語を学び始めた目的は、トレード・投資に関する知識を学ぶためでした。具体的にはミネルヴィニなどの海外のトレーダーの動画や文章からダイレクトで学べるようにしたかったのです。
今は、僕が英語の勉強をはじめた6年前と違い、AIの精度が飛躍的に上がったのもあり、AIにサポートしてもらいながらトレード動画や文章をほぼ英語で学べるようになっています。
点数は下がったものの…
これは負け惜しみでもなんでもないのですが、TOEICの点数が2年前に比べて70点下がった今の方が、当初の目的だったトレード関連の文章や動画の理解度や理解のスピードが上がっていると感じています。
逆に言えば、それ以外のジャンルの会話や文章はほぼ接しなくなったため、語彙やトピックスそのものに関しては偏りが生じているのでしょう。
また、今回もっとも点数が悪かったセクションはリーディングPart5、つまり一番ここ最近で勉強してこなかった文法でした。
つまり、
- 特定のジャンルの英語に触れまくったおかげで、そのジャンルへの理解度や語彙は増えた
- 様々な話題に関しての語彙や内容理解の能力は少し落ちたかもしれない
- ここ2年ほどほぼ勉強しなかった文法は結構忘れている
という結果になったという分析でした。
あまり点数自体を気にしてはいないのですが、やっぱりTOEICのスコアっていろんあところで使われていることもあって見栄えも大事だと思うので、次回受けるときは少なくとも文法とPart2だけは対策していこうと思いました。900点あったほうが見栄えいいですしね(笑)