資産形成

3,000円から始める貯金生活 その3

貯金を継続するためのコツ

貯金は習慣としてクセづけることが大事です。

コツとしては、

  1. 最初はとにかく心理的に無理のない金額にする
  2. いつも使う口座や財布とは別の場所に貯金する
  3. 収入の中でまずはじめに引く

です。ひとつずつ説明します。

1.最初はとにかく心理的に無理のない金額にする

よくやりがちなミスとして、「1000万円を10年で貯めたいから、毎年100万貯金しよう!」など、目標から逆算して貯金しまうことがありがちです。

少し考えれば分かりますが、毎年100万ということは月に約8万3,000円。いきなり月に8万円も「使わないお金を増やす」のは相当大きな変化でです。

大きな変化は抵抗が生まれやすく、挫折のもとになります。

有名な『バビロンの大富豪』でも推奨されているのは「収入の10%」つまり30万の収入なら3万円です。

僕自身はもっと心理的・物理的にハードルを下げて、収入の5%から始めました。

2.いつも使う口座や財布とは別の場所に貯金する

貯金のコツとしては、別の財布や封筒、もしくは銀行口座を別に作って、普段使う口座や財布とは分けるのが大事です。

同じ口座や財布に入れたまま、頭の中で貯金をするのは普通はまずできません。

「今月は厳しいしちょっと使っちゃおう」
「来月旅行に行きたいし、自分へのご褒美に使っていいよね。。」

といった具合に、頭の中では「使っていいお金」と認識してしまいます。

貯金しているお金は、極端に言うと「これは自分のお金ではない」くらいの認識で切り離すくらいでいいと思います。

そのためにも、普段とは別の口座や、貯金用の封筒・財布などが必要です。

3.収入が入ったらまずはじめに貯金分を引く

これも上記の2と似ていますが、そもそも貯金のお金は「使えるお金」と認識しないことが大事です。

たとえば、月末に給料が口座に入金されるのであれば、翌日にはすぐに別口座に自動でお金を送金するようにするなど、自動でお金を分けておくのがおすすめです。

これにより、残ったお金の中での行動を考えられるようになります。

まとめ

今回は貯金を新しくはじめる方向けのお話をしました。

僕自身も20代のころはまったくできていなかったことの一つであり、苦手な方はずっとできないのが貯金です。

もちろん、日本という国のシステムを使えば貯金は必須ではないのかもしれませんし、やりたくてもできない環境の人もいるでしょうし、貯金をしないことが悪なのかと言われると、そこまでではないのかもしれません。

ただ、僕自身はお金を貯める習慣ができてから良いことしかなかったですし、また別の機会に書こうと思いますが、「使われないお金がある」ということがもたらすメリットも、大きかったです。

とりあえず今回はこの辺で!

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