お金の心理

お金の神話 その3

など、時給計算するのが普通の思考だと思います。

もしくはこの業界の平均や周りの同年代はこのくらいだから、自分も◯◯万くらいが妥当だろう、など周りの平均と比べるといった考え方ですね。

これは、そもそも時給がとても高い仕事をしたり、周りの平均が非常に高い場合は良いのですが、過去の僕のように、時給もアルバイトなので低く、周りの人もフリーターやパートばかりでどんなに頑張っても月収20万くらい、という場合は逆に自分を制限してしまうことになります。

「頑張っても自分はこのくらいだろう」

と無意識に思ってしまうということですね。

なので、そもそもの平均値をあげる、つまり転職して自分の周りの人の年収の平均値を上げるというのが普通の考えだと思うのですが、これも僕のようなフリーターには難しいです。

そこで、少し裏技的な考えなのですが、「これだけ働いたから、◯◯円くらいは稼げるだろう」という考えを外すのが重要です。

一例を上げると、僕の場合はアフィリエイトをしていて、これは成果報酬で売れればお金が入りますが、売れなければ当然0円でした。

月に300時間仕事をしたとしても、売れなければ1円にもなりません。

こういう成果報酬型の仕事をしているときに、もっともやってはいけないのは時給換算することです。

とくに始めたばかりのころは、時給数円~数十円になることはザラで、時給換算すると大抵やる気をなくします。

逆に言えば、時給で考えないことによって、「働ければ働くだけ給料が上がる」という直線的な思考から抜け出すきっかけにもなるのです。

「労働と成果は別」

実は当たり前のことなのですが、ただ会社員やアルバイトとして働いていると見落としがちな視点というか、無意識に自分の時間をお金に換算するクセがついている人も多いと思います。

これを抜け出すと、お金と収入の感覚が変わってきます。

働いた時間やキツさや内容と、収入は高い低いはまったく別物だと思えるようになります。

まあこれはこれで別の問題も出てくるのですが、またそれは別の機会に。

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