お金の心理

お金の神話 その2

その旦那さんはお金を持つと、浮気をしたり、家庭を顧みなくなって、奥さんは心を病み、離婚してしまったとのこと。

そのエピソードが母の中で強く残っていて、一般化され、

「お金をたくさん持つと、不幸になる」

という信念が生まれたようなのです。

僕の中では、その信念は現実と照らし合わせると一般化できるものではないと思ったのが本音でしたが、身近な人の行動や心に残りやすい不幸・幸運な結果などはどうしても影響を受けやすいことも理解はできました。

僕自身、今までの経験の中で、到底一般化できないけれども真実だと思い込んでいることは、たくさんあると思います。

なので、母の話を聞いても、頭ごなしに否定する気にはなれず、ただ、

「個人的には、お金をたくさん持っていても幸せに生きている人は何人も知っているよ」

と伝えるにとどめました。

信念と反する方向には進めない

母の場合は、たとえば自分でバリバリ仕事をしたり、起業したり、株に手を出すタイプでは全くないので、上記のような信念を持っていてもとくに問題はないと思っています。

僕に対しても、父に対しても、たくさん稼ぐなとか、お金を持ったら不幸になるから手放せなどとは言いませんでした。

母はある程度自他分離ができる人であり、その信念と反するような行動も取らないので、お金に関してとくに僕の方から余計なことを言わなくても良かったと思っています。

ただ、問題になってくるのは、

「たくさんお金を稼ぎたい・貯めたい」

だけど、

「お金をたくさん持つと、不幸になる」

と思っている人です。

行動ややろうとしていることと、信念が反している人です。

僕が、月に30万円以上稼げるようになった理由

最初に、僕は「自分は月収30万円以上稼ぐことができない」という思い込みがあったという話をしました。

ですが、その後30万円以上稼ぐことはできるようになりました。というか、少なくともこの記事を書いている2025年9月の時点で、10年以上月収30万円を切ったことはありません。

また、2023年には金融資産で1億円を超えました。

なぜ、思い込みがあったのに先に進めたのか。

僕のやってきたことが万人に当てはまるかどうかはわかりませんが、参考のためにシェアしたいと思います。

労働と成果を切り分ける

少し難しいのですが、要は「◯時間働いたら◯◯円くらいは稼げるよな」という思考を外したということです。

多くの人は「自分の仕事は時給に直すと1,200円だから、1日8時間を20日、つまり月に160時間働いたら192,000円だな」

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